強度行動障害について

今23時30分、とても遅くなった夕食を終えたところだ。

今日は特に長かった。

18時から4時間半、子をずっと押さえ続けた。

息子は強度行動障害を持っている。

強度行動障害とは、AIによると、

強度行動障害(きょうどこうどうしょうがい)は、自傷(自分の頭を殴る、噛みつく等)や他害(人に殴りかかる、髪を引っ張る等)、激しいこだわり、物壊し、睡眠の乱れなど、本人や周囲の生活に著しい支障をきたす行動が、高い頻度で発生する状態を指します。

これは医学的な診断名ではなく、福祉・行政支援において「特別な配慮が必要な状態」を判断するための基準です。

とある。

なぜ押さえているかというと、押さえていないと自分の頭をぶっ叩き続けたり、床や壁や柱に頭を打ち続けるから。

それで入院したこともあるので本当に目が離せない。

まだ学校に行っていたころまでは、自傷行為の程度が今よりも比較的穏やかだったが、日に日に力が強くなり、それに伴い自傷の程度もひどくなっている。

親として一番悩ましいのは、自傷だけならまだしも、時に押さえられていることに対するストレスが高じて親や他人を他害することだ。

例えば今日は3時間はなんとか持ってくれたが、その後、叩いてきたり噛みついてきたりしたときに咄嗟に手を上げてしまった。

不覚である。

とにかく力が強いので、妻はもちろん私さえも噛みつかれたら条件反射でとっさに叩いてしまうのはどうしようもない。

もちろん可能な限り我慢はするのだが…。

最近、食事の時に酒をやめたのも、子が荒れたときについ厳しい対応をしてしまうことがしばしばあったからだ。

特に食事が並んでいるテーブルを足で蹴られたとき。

家族の食事を自分が毎回作っていることもあるが、生きる糧である食事に対する礼儀から、そんな時はつい厳しい対応を取ることがある。

幼いころ、自分はいわゆる「躾」で両親からかなり叩かれたことがしばしばあった。

今も身体が覚えているのか気を抜くと、条件反射的に手が動いてしまうことが時々ある。

もちろん子が一線を越えたことをしでかしたときだけだ。

障害児の躾に答えはないと思うので、その線引きは親が決めるしかないと思うのだが、やってはいけないことはやっぱり厳しく対応しないと子のためにならないと思う。

ただ重度の発達障害を持つ息子がどれだけ理解できるのかが定かではないし、そもそも言葉を話せないのでいまだにコミュニケーションに苦しんでいる。

なので本当に今更だが、最近は出来るだけ優しい路線で息子に合わせて対応しようと妻と決めた。

その結果が今日の4時間半、ということだ。

4時間半あればビジネス本なら2冊くらい読めそうなものだが、考えてみれば我が家は強度行動障害の枠の中ではまだましな方かもしれない。

とにかく親が成長しないと子も成長しない、ということを最近とても感じている。

別れはいつか必ずくる。

息子に願うのは、受け入れてくれる施設内で利用者さんたちと穏やかに過ごせるような、そんな大人になってほしい。

自分は神頼みをしないほうだが、これに関しては時々神様にお願いしている。

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世木
家族の介護で早期リタイヤを余儀なくされた田舎暮らし50代です。こちらでは日々の暮らしで感じたことや、不動産投資家になるための勉強等についてつづっていきたいと思います。